2. Eventsルールの作成 (budgets-monitor)

作業の目的 [why]

Eventsルール"budgets-monitor"を作成します。

完了条件/事前条件 [設計者用情報]

完了条件 [after]

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1
Eventsルール"budgets-monitor"が存在する。

事前条件 [before]

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

事前条件1
Eventsルール"budgets-monitor"が存在しない。

作業対象 [what]

  • Eventsサービス

標準時間(合計)

8分

パラメータ設定

パラメータ設定の標準時間:2分

作業に必要なモノ・情報 [resource]

作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。

リソース1: Eventsルール名

  • 作成するEventsルールの名称です。
  • 今回は"budgets-monitor"とします。

リソース2: Eventsルール説明

  • 作成するEventsルールの説明です。
  • 今回は"budgets monitor"とします。

リソース3: スケジュール

  • 作成するEventsルールのスケジュールです。
  • 今回は"cron(0 11 * * ? *)"とします。

パラメータの指定

作業に必要なパラメータを変数に格納をします。

0.0. リージョンの指定

変数の設定

export AWS_DEFAULT_REGION='<リージョン名>'

0.1. Eventsルール名の指定

Eventsルール名を指定します。

変数の設定:

EVENTS_RULE_NAME='budgets-monitor'

0.2. Eventsルール説明の指定

Eventsルール説明を指定します。

変数の設定:

EVENTS_RULE_DESC='budgets monitor'

0.3. スケジュールの指定

スケジュールを指定します。

変数の設定:

EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION='cron(0 11 * * ? *)'

パラメータの保存

設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。

変数の設定:

DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli"
FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-events-rule-create.env" \
  && echo ${FILE_PARAMETER}

結果(例):

${HOME}/tmp/parameter-handson-cli/2019-04-30-events-rule-create.env

各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。

変数の確認:

cat << EOF > ${FILE_PARAMETER}

  # 0.0. AWS_DEFAULT_REGION:"<リージョン名>"
         AWS_DEFAULT_REGION="${AWS_DEFAULT_REGION}"

  # 0.1. EVENTS_RULE_NAME:"budgets-monitor"
         EVENTS_RULE_NAME="${EVENTS_RULE_NAME}"
  # 0.2. EVENTS_RULE_DESC:"budgets monitor"
         EVENTS_RULE_DESC="${EVENTS_RULE_DESC}"
  # 0.3. EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION:"cron(0 11 * * ? *)"
         EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION="${EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION}"

EOF
cat ${FILE_PARAMETER}

下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。

タスクの実施

タスク標準時間:6分

1. 前処理

処理対象の状態確認

主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。

前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。

事前条件1: Eventsルール"budgets-monitor"が存在しない。

「Eventsルール"budgets-monitor"が存在しない。」ことを確認します。

コマンド:

aws events list-rules \
  --query "Rules[?Name == \`${EVENTS_RULE_NAME}\`].Name" \
  --output text

結果(例):

(出力なし)

2. 主処理

Eventsルールの作成

変数の確認:

cat << ETX

  # EVENTS_RULE_NAME:"budgets-monitor"
    EVENTS_RULE_NAME="${EVENTS_RULE_NAME}"
  # EVENTS_RULE_DESC:"budgets monitor"
    EVENTS_RULE_DESC="${EVENTS_RULE_DESC}"
  # EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION:"cron(0 11 * * ? *)"
    EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION="${EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION}"

ETX

コマンド:

aws events put-rule \
  --name ${EVENTS_RULE_NAME} \
  --description "${EVENTS_RULE_DESC}" \
  --schedule-expression "${EVENTS_SCHEDULE_EXPRESSION}"

結果(例):

{
  "RuleArn": "arn:aws:events:<リージョン名>:XXXXXXXXXXXX:rule/budgets-monitor"
}

3. 後処理

完了条件の確認

主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。

完了条件1: Eventsルール"budgets-monitor"が存在する。

「Eventsルール"budgets-monitor"が存在する。」ことを確認します。

コマンド:

aws events list-rules \
  --query "Rules[?Name == \`${EVENTS_RULE_NAME}\`].Name" \
  --output text

結果(例):

budgets-monitor

完了