2.1. Cloud9環境の更新 (Python3)¶
作業の目的 [why]¶
マネジメントコンソールでCloud9環境"handson-cloud9-env"を作成します。
完了条件/事前条件 [設計者用情報]
完了条件 [after]
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
- 完了条件1
- Cloud9環境"handson-cloud9-env"のPythonのバージョンが"3.6.5"である。
事前条件 [before]
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
- 事前条件1
- Cloud9環境"handson-cloud9-env"にアクセスしている。
- 事前条件2
- Cloud9環境"handson-cloud9-env"のPythonのバージョンが"2.7.14"である。
作業対象 [what]¶
- Cloud9サービス
標準時間(合計)¶
8分
パラメータ設定¶
パラメータ設定の標準時間: | 2分 |
---|
作業に必要なモノ・情報 [resource]¶
作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。
リソース1: Cloud9環境名
- 作成するCloud9環境の名称です。
- 今回は"handson-cloud9-env"とします。
タスクの実施¶
タスク標準時間: | 6分 |
---|
1. 前処理¶
1.1. 状態確認に必要な情報の取得¶
Cloud9環境へのアクセス
1.2. 処理対象の状態確認¶
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。
事前条件1: Cloud9環境"handson-cloud9-env"にアクセスしている。
「Cloud9環境"handson-cloud9-env"にアクセスしている。」ことを確認します。
事前条件2: Cloud9環境"handson-cloud9-env"のPythonのバージョンが"2.7.14"である。
「Cloud9環境"handson-cloud9-env"のPythonのバージョンが"2.7.14"である。」ことを確認します。
下のbashタブで以下を実行します。
コマンド:
python -V
結果(例):
Python 2.7.14
2. 主処理¶
2.1. Pythonのバージョン変更¶
デフォルトのPythonバージョンを2.7から3.6に変更します。
下のbashタブで以下を実行します。
コマンド:
sudo update-alternatives \ --set python /usr/bin/python3.6
下のbashタブで以下のファイルを編集します。
~/.bashrc(18行目付近):
# User specific aliases and functions #alias python=python27 alias python=python36
下のbashタブで以下を実行します。
コマンド:
source ~/.bashrc
コマンド:
python -V
結果(例):
Python 3.6.5
コマンド:
pip -V
結果(例):
pip 9.0.3 from /usr/lib/python3.6/dist-packages (python 3.6)
2.2. Python開発環境の設定¶
Pythonの設定
デフォルトのPythonバージョンを2.7から3.6に変更します。
右上の歯車アイコンをクリックします。
- Preferencesタブが表示されます。
左ペインの"PROJECT SETTINGS"をクリックします。
"Python Support"ブロックに移動します。
- "Python Version"の値を"Python 3"に変更します。
- "PYTHONPATH"の値を"/usr/local/lib/python3.6/site-packages:/usr/local/lib/python2.7/site-packages"に変更します。
boto3のインストール
下のbashタブで以下を実行します。
コマンド:
sudo pip install boto3
結果(例):
Successfully installed boto3-1.7.31