2.3. EFSマウントターゲットの作成 (app-charlie-handson-cli-subnet)¶
作業の目的 [why]¶
EFSファイルシステム名"handson-cli-filesystem"のマウントターゲットをサブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"に作成します。
完了条件/事前条件 [設計者用情報]
完了条件 [after]
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
- 完了条件1
- サブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"にEFSファイルシステム"handson-cli-filesystem"のマウントターゲットが存在する。
事前条件 [before]
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
- 事前条件1
- EFSファイルシステム名"handson-cli-filesystem"が存在する。
- 事前条件2
- VPC"handson-cli-vpc"が存在する。
- 事前条件3
- VPC"handson-cli-vpc"にサブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"が存在する。
- 事前条件4
- サブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"にEFSファイルシステム"handson-cli-filesystem"のマウントターゲットが存在しない。
- 事前条件5
- VPC"handson-cli-vpc"にセキュリティグループ"appefs-handson-cli-sg"が存在する。
作業対象 [what]¶
- EFSサービス
標準時間(合計)¶
8分
パラメータ設定¶
| パラメータ設定の標準時間: | 2分 |
|---|
作業に必要なモノ・情報 [resource]¶
リソース1: EFSファイルシステム名
- 作成するEFSマウントターゲットの対象となるEFSファイルシステムの名称です。
- 今回は"handson-cli-filesystem"とします。
リソース2: VPCのタグ名
- EFSマウントターゲットを作成するサブネットが属しているVPCのタグ名称です。
- 今回は"handson-cli-vpc"とします。
リソース3: サブネットのタグ名
- EFSマウントターゲットを作成するサブネットのタグ名称です。
- 今回は"app-charlie-handson-cli-subnet"とします。
リソース4: セキュリティグループ名
- EFSマウントターゲットに付与するセキュリティグループの名称です。
- 今回は"appefs-handson-cli-sg"とします。
パラメータの指定¶
作業に必要なパラメータを変数に格納をします。
0.1. EFSファイルシステム名の指定¶
EFSファイルシステム名を指定します。
変数の設定:
EFS_FILE_SYSTEM_TOKEN_NAME='handson-cli-filesystem'
パラメータの保存¶
設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。
変数の設定:
DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli" FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-efs-mount_target-create.env" \ && echo ${FILE_PARAMETER}
結果(例):
${HOME}/tmp/parameter-handson-cli/2019-04-30-efs-mount_target-create.env
各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。
変数の確認:
cat << EOF > ${FILE_PARAMETER} # 0.0. AWS_DEFAULT_REGION:"ap-northeast-1" AWS_DEFAULT_REGION="${AWS_DEFAULT_REGION}" # 0.1. EFS_FILE_SYSTEM_TOKEN_NAME:"handson-cli-filesystem" EFS_FILE_SYSTEM_TOKEN_NAME="${EFS_FILE_SYSTEM_TOKEN_NAME}" # 0.2. VPC_TAG_NAME:"handson-cli-vpc" VPC_TAG_NAME="${VPC_TAG_NAME}" # 0.3. VPC_SUBNET_TAG_NAME:"app-charlie-handson-cli-subnet" VPC_SUBNET_TAG_NAME="${VPC_SUBNET_TAG_NAME}" # 0.4. VPC_SG_NAME:"appefs-handson-cli-sg" VPC_SG_NAME="${VPC_SG_NAME}" EOF cat ${FILE_PARAMETER}
下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。
タスクの実施¶
| タスク標準時間: | 6分 |
|---|
1. 前処理¶
1.1. 処理対象の状態確認¶
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。
事前条件1: EFSファイルシステム名"handson-cli-filesystem"が存在する。
「EFSファイルシステム名"handson-cli-filesystem"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
aws efs describe-file-systems \ --creation-token ${EFS_FILE_SYSTEM_TOKEN_NAME} \ --query "FileSystems[].CreationToken" \ --output text
結果(例):
handson-cli-filesystem
EFSファイルシステムIDを取得します。
コマンド:
EFS_FILE_SYSTEM_ID=$( \ aws efs describe-file-systems \ --creation-token ${EFS_FILE_SYSTEM_TOKEN_NAME} \ --query "FileSystems[].FileSystemId" \ --output text \ ) \ && echo ${EFS_FILE_SYSTEM_ID}
結果(例):
fs-xxxxxxxx
事前条件2: VPC"handson-cli-vpc"が存在する。
「VPC"handson-cli-vpc"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
aws ec2 describe-vpcs \ --filters Name=tag:Name,Values=${VPC_TAG_NAME} \ --query 'Vpcs[].Tags[?Key == `Name`].Value' \ --output text
結果(例):
handson-cli-vpc
VPC IDを取得します。
コマンド:
VPC_ID=$( \ aws ec2 describe-vpcs \ --filters Name=tag:Name,Values=${VPC_TAG_NAME} \ --query 'Vpcs[].VpcId' \ --output text \ ) \ && echo ${VPC_ID}
結果(例):
vpc-xxxxxxxxxxxxxxxxx
事前条件3: VPC"handson-cli-vpc"にサブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"が存在する。
「VPC"handson-cli-vpc"にサブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
aws ec2 describe-subnets \ --filters Name=vpc-id,Values=${VPC_ID} \ Name=tag:Name,Values=${VPC_SUBNET_TAG_NAME} \ --query 'Subnets[].Tags[?Key == `Name`].Value' \ --output text
結果(例):
app-charlie-handson-cli-subnet
サブネットIDを取得します。
コマンド:
VPC_SUBNET_ID=$( \ aws ec2 describe-subnets \ --filters Name=vpc-id,Values=${VPC_ID} \ Name=tag:Name,Values=${VPC_SUBNET_TAG_NAME} \ --query "Subnets[].SubnetId" \ --output text \ ) \ && echo ${VPC_SUBNET_ID}
結果(例):
subnet-xxxxxxxxxxxxxxxxx
事前条件4: サブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"にEFSファイルシステム"handson-cli-filesystem"のマウントターゲットが存在しない。
「サブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"にEFSファイルシステム"handson-cli-filesystem"のマウントターゲットが存在しない。」ことを確認します。
コマンド:
aws efs describe-mount-targets \ --file-system-id ${EFS_FILE_SYSTEM_ID} \ --query "MountTargets[?SubnetId == \`${VPC_SUBNET_ID}\`].SubnetId" \ --output text
結果(例):
(出力なし)
事前条件5: VPC"handson-cli-vpc"にセキュリティグループ"appefs-handson-cli-sg"が存在する。
「VPC"handson-cli-vpc"にセキュリティグループ"appefs-handson-cli-sg"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
aws ec2 describe-security-groups \ --filter Name=vpc-id,Values=${VPC_ID} \ Name=group-name,Values=${VPC_SG_NAME} \ --query 'SecurityGroups[].GroupName' \ --output text
結果(例):
appefs-handson-cli-sg
1.2. 主処理に必要な情報の取得¶
セキュリティグループIDの取得
コマンド:
VPC_SG_ID=$( \ aws ec2 describe-security-groups \ --filter Name=vpc-id,Values=${VPC_ID} \ Name=group-name,Values=${VPC_SG_NAME} \ --query "SecurityGroups[].GroupId" \ --output text \ ) \ && echo ${VPC_SG_ID}
結果(例):
sg-xxxxxxxxxxxxxxxxx
2. 主処理¶
EFSマウントターゲットの作成¶
パラメータの確認:
cat << ETX # EFS_FILE_SYSTEM_ID:"fs-xxxxxxxx" EFS_FILE_SYSTEM_ID="${EFS_FILE_SYSTEM_ID}" # VPC_SUBNET_ID:"subnet-xxxxxxxxxxxxxxxxx" VPC_SUBNET_ID="${VPC_SUBNET_ID}" # VPC_SG_ID:"sg-xxxxxxxxxxxxxxxxx" VPC_SG_ID="${VPC_SG_ID}" ETX
コマンド:
aws efs create-mount-target \ --file-system-id ${EFS_FILE_SYSTEM_ID} \ --subnet-id ${VPC_SUBNET_ID} \ --security-group ${VPC_SG_ID}
結果(例):
{ "OwnerId": "XXXXXXXXXXXX", "MountTargetId": "fsmt-yyyyyyyy", "FileSystemId": "fs-xxxxxxxx", "SubnetId": "subnet-xxxxxxxxxxxxxxxxx", "LifeCycleState": "creating", "IpAddress": "yyy.yyy.yyy.yyy", "NetworkInterfaceId": "eni-yyyyyyyy" }
3. 後処理¶
完了条件の確認¶
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
完了条件1: サブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"にEFSファイルシステム"handson-cli-filesystem"のマウントターゲットが存在する。
「サブネット"app-charlie-handson-cli-subnet"にEFSファイルシステム"handson-cli-filesystem"のマウントターゲットが存在する。」ことを確認します。
コマンド:
aws efs describe-mount-targets \ --file-system-id ${EFS_FILE_SYSTEM_ID} \ --query "MountTargets[?SubnetId == \`${VPC_SUBNET_ID}\`].SubnetId" \ --output text
結果(例):
subnet-xxxxxxxxxxxxxxxxx