8. セキュリティグループの作成 (db-handson-cli-sg)¶
作業の目的 [why]¶
VPC"handson-cli-vpc"にセキュリティグループ"db-handson-cli-sg"のテンプレートを作成します。
完了条件/事前条件 [設計者用情報]
完了条件 [after]
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
- 完了条件1
- リソースファイル"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt"が存在する。
事前条件 [before]
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
- 事前条件1
- リソースファイル用ディレクトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources"が存在する。
- 事前条件2
- リソースファイル"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt"が存在しない。
作業対象 [what]¶
- EC2サービス
標準時間(合計)¶
8分
パラメータ設定¶
パラメータ設定の標準時間: | 2分 |
---|
作業に必要なモノ・情報 [resource]¶
作業開始には、以下が全て揃っていることが必要です。
リソース1: セキュリティグループ名
- 作成するセキュリティグループの名称です。
- 今回は"db-handson-cli-sg"とします。
リソース2: セキュリティグループの説明
- 作成するセキュリティグループの説明です。
- 今回は"for db server"とします。
リソース3: リソース名
- 作成するVPCのCloudFormationリソース名です。
- 今回は"SecurityGroupDb"とします。
リソース4: VPCのリソース名
- 作成するセキュリティグループが属するVPCのリソース名称です。
- 今回は"Vpc"とします。
リソース5: リソースファイル用ディレクトリ
- 今回は"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources"をCloudFormationリソース用ディレクトリとします。
ディレクトリが存在することを確認します。
コマンド:
ls -d ${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources
結果(例:存在する場合):
${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources
存在しない場合は作成します。
コマンド:
mkdir -p ${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources
パラメータの指定¶
作業に必要なパラメータを変数に格納をします。
パラメータの保存¶
設定されている変数の保存先となるファイル名を指定します。
変数の設定:
DIR_PARAMETER="${HOME}/tmp/parameter-handson-cli" FILE_PARAMETER="${DIR_PARAMETER}/$(date +%Y-%m-%d)-ec2-security_group-stack_cfn.env" \ && echo ${FILE_PARAMETER}
結果(例):
${HOME}/tmp/parameter-handson-cli/2019-04-30-ec2-security_group-stack_cfn.env
各変数に正しいパラメータ値が格納されていることを確認しながら保存します。
変数の確認:
cat << EOF > ${FILE_PARAMETER} # 0.1. VPC_SG_NAME:"db-handson-cli-sg" VPC_SG_NAME="${VPC_SG_NAME}" # 0.2. VPC_SG_DESC:"for db server" VPC_SG_DESC="${VPC_SG_DESC}" # 0.3. CFN_RESOURCE_NAME:"SecurityGroupDb" CFN_RESOURCE_NAME="${CFN_RESOURCE_NAME}" # 0.4. CFN_RESOURCE_NAME_VPC:"Vpc" CFN_RESOURCE_NAME_VPC="${CFN_RESOURCE_NAME_VPC}" # 0.5. DIR_CFN_RESOURCE:"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources" DIR_CFN_RESOURCE="${DIR_CFN_RESOURCE}" EOF cat ${FILE_PARAMETER}
下段の変数が入っていない、もしくは上段と同等の値が入っていない場合は、それぞれの手順番号に戻って変数の設定を行います。
タスクの実施¶
タスク標準時間: | 6分 |
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1. 前処理¶
1.1. 状態確認に必要な情報の取得¶
リソースファイル名の指定
変数の設定:
FILE_CFN_RESOURCE="${DIR_CFN_RESOURCE}/${CFN_RESOURCE_NAME}.txt" \ && echo ${FILE_CFN_RESOURCE}
結果(例):
${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt
1.2. 処理対象の状態確認¶
主処理の実施は、以下の状態であることを前提とします。
前提と異なることが判明した場合、直ちに処理を中止します。
事前条件1: リソースファイル用ディレクトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources"が存在する。
「リソースファイル用ディレクトリ"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
ls -d ${DIR_CFN_RESOURCE}
結果(例):
${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources
事前条件2: リソースファイル"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt"が存在しない。
「リソースファイル"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt"が存在しない。」ことを確認します。
コマンド:
! ls ${FILE_CFN_RESOURCE}
結果(例):
ls: ${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt No such file or directory
2. 主処理¶
テンプレートの作成¶
変数の確認:
cat << ETX # FILE_CFN_RESOURCE:"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt" FILE_CFN_RESOURCE="${FILE_CFN_RESOURCE}" # CFN_RESOURCE_NAME:"SecurityGroupDb" CFN_RESOURCE_NAME="${CFN_RESOURCE_NAME}" # VPC_SG_NAME:"db-handson-cli-sg" VPC_SG_NAME="${VPC_SG_NAME}" # VPC_SG_DESC:"for db server" VPC_SG_DESC="${VPC_SG_DESC}" # CFN_RESOURCE_NAME_VPC:"Vpc" CFN_RESOURCE_NAME_VPC="${CFN_RESOURCE_NAME_VPC}" ETX
コマンド:
cat << EOF > ${FILE_CFN_RESOURCE} ${CFN_RESOURCE_NAME}: Type: "AWS::EC2::SecurityGroup" Properties: GroupName: ${VPC_SG_NAME} GroupDescription: ${VPC_SG_DESC} VpcId: !Ref ${CFN_RESOURCE_NAME_VPC} EOF cat ${FILE_CFN_RESOURCE}
結果(例):
SecurityGroupDb: Type: "AWS::EC2::SecurityGroup" Properties: GroupName: db-handson-cli-sg GroupDescription: for db server VpcId: !Ref Vpc
3. 後処理¶
完了条件の確認¶
主処理は、以下を満たしたときに成功したものとします。
完了条件1: リソースファイル"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt"が存在する。
「リソースファイル"${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt"が存在する。」ことを確認します。
コマンド:
ls ${FILE_CFN_RESOURCE}
結果(例):
${HOME}/tmp/handson-cli-vpc-cfn/resources/SecurityGroupDb.txt